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第二点は、消費者意識との乖離です。日本酒業界は、業界内での優位性を競う意識が強すぎます。価格競争も品質競争もお客様不在で行われているから競争の勝者が酒類市場での勝者になれないのです。かつての級別制度に挑戦する無鑑査商品のようにお客様のほうを向いたアクションがなければ乖離は益々大きくなるでしょう。 ― いまや世の中のアルコール飲料の流れは 低アルコールにあります。健康志向あるいは日本人が民族的にアルコールに弱いことからみて当然ですが、かといって日本酒メーカーにとっては低アルコール酒への転換が難しい。この点についてどのようにお考えですか。 |
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SRNの常任幹事稲岡輝彦氏の蔵、全量純米酒を標榜する「富久錦」の所在地は、「加西市」。そこへは姫路市内から車で約四十分、田園地帯が広がる歴史と自然に恵まれた町である。小さな橋を渡って入っていくとこれまた歴史を感じさせる家屋。これに事務所、そして蔵が一体となったようなたたずまいは、「これぞ酒蔵」と言いたいほどの雰囲気を醸し出している。
― 二十五歳で社長の座を譲られたそうですね。社長としては大変な若さですが、その辺の事情をご説明ください。 ―三十二歳の青年社長にまず日本酒が衰退している理由についてお考えをうかがいます。 |
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