私たちは、次のような理念に基づいて行動しています。

● 日本酒の原点に立ち戻って醸造発酵技術を追求する。
● 米に秘められた無限のパワーの活用をめざす「ライスパワー・プロジェクト」 の成果に基づいて、21世紀における日本酒の存在意義を高めるような新しい価値の創造に挑戦しつつ、消費者満足度の高い多様な商品を開発する。
● こうした活動を通じて地域の産業・社会・文化の振興に寄与するとともに、わが国の伝統的な醸造発酵文化と「文化の酒・日本酒」を広く世界に問うことをめざす。


ライスパワー・プロジェクトは、日本酒の蔵元「勇心酒造」(香川県綾歌郡綾南町)の徳山孝社長(農学博士)が、30有余年もの間、心血を注いで取組んできた研究開発プロジェクトです。

■ それは、日本人の生活に欠かせない米から商品を開発する加工分野が十分に広がりをみせないまま今日に至っている現状を日本酒で培った伝統的な醸造発酵技術によって突破し、米に秘められた無限のパワーを引き出して人間の身体を健全にする(生体機能の健全化)製品を開発しようとするもので、米の総合利用研究ともいえます。そして、その出発点には、東洋思想と西洋科学の合一をめざす徳山博士の独自のイデア(理念)があるのです。

■苦闘の基礎研究期間を経て、1980年代からようやくその成果が実り始め、87年には「米を原料とするものとしては初めて」医薬部外品の認可を得た入浴剤が商品化されました。以後、台所用洗剤、ボディローション、その他の入浴剤、基礎化粧品、低アルコール日本酒、さらには抗潰瘍エキス、アトピー用エキスなどすべて米を原料とする製品が次々に生まれています。

ライスパワー・プロジェクトは、日本酒蔵元だけではなく、さまざまな分野の専門家による有形無形の支援により支えられてきましたが、特に研究開発面においては「天然物薬用研究会」が組織されており、大きな役割を果たしています。

 

(会長) 東京大学名誉教授 山崎素直氏
(副会長) 青山学院大学理工学部教授  降旗千恵氏
(メンバー) 東京大学、富山医科薬科大学、東海大学、京都大学、愛媛大学、徳島大学、徳島文理大学、広島大学及び熊本工業大学の研究者

■当グループは、1999年9月に設立されました。その母体となっているのは、1984年来「純米・低アルコール日本酒」の開発など醸造技術の開発を中心に運営されてきた組織「コンポ・バムバム」であり、これを発展的に改組して新たな組織を発足させることになりました。 したがって、当グループが、日本酒業界の「燃え尽き症候群」から脱して閉塞状況を突破しようという「コンポ・バムバム」の問題意識を引き継いでいることはいうまでもありません。また、そのためには高い志のある蔵元経営者が集い協力し合って革新的・戦略的な行動を積み上げていくほかに道はないという考え方においても一致しております。
■発足時の会員企業数は29社、その後、メンバーの入れ替わりを経て、現在も29社となっています。

 


■当グループが、昨年秋の発足以来全力を挙げて取組んできましたのは、大学研究者(注)の協力を得て徳山博士が開発した画期的な「抗潰瘍米エキス」(ライスパワーNo。101)の商品化、すなわち同エキスを原料とする「米米酒」の開発とその市場導入です。(この酒は、米を原料としていますが、税法上、清酒ではなく「雑酒」・「リキュール類」に分類されています。)  

「抗潰瘍米エキス」(ライスパワーNo.101)とは、米を原料として醸造発酵技術により抽出された胃の機能を健全に保つエキスであり、以下に述べるような効能実験により確認されています。 その詳細については、<第10回 和漢医薬学会>において富山医科薬科大学和漢薬研究所・荻田善一名誉教授が「米エキスの抗潰瘍効果について」というテーマで発表されました。

 

 

ホームSRNの活動製品情報SRN会員プレスリリース
会報最新情報お問合せ